明日は半夏生

6月も最終日、上半期が終わろうとしている。

明日から、2020年の後半が始まる。

ところで、半夏生(はんげしょう)という言葉を知ってる?

雑節(ざっせつ)と呼ばれる暦のひとつ。

他には、節分、彼岸、写日、八十八夜、入梅、土用、二百十日、二百二十日。

(詳しくは興味があったら調べてね)

で、明日7月1日が2020年の半夏生に当たるらしい。

夏至から11日目という数え方をするのだそうで。

7月2日になる方が多いみたいなので、今年はある意味特別といえるかも?

そして、この日に降る雨を「半夏雨(はんげあめ)」、地域によっては、

「半夏水(はんげみず)」と呼び、大雨になることが多いらしい。


今日から明日にかけて大荒れの所が多く、まさに言い伝え通り。

明日の通勤・通学時間帯は要注意だ。

ところで、下の絵をご覧になって頂きたい。

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「夏の朝」 八木和彦 2011年作品(敬称略)

徳島県在住の画家、八木和彦先生の作品。

徳島県にある我が原風景を、描き下ろして頂きました。

遠くにある生まれ故郷を少しでも身近に置いておきたかったから。

この「夏の朝」の絵にインスピレーションを得て。

「夏の朝」という曲ができた。

たくさんの夏の季語を集め、その中で出会った言葉が「半夏生

それまで、正直知らなかった言葉。

でも、「はんげしょう」という言葉のもつ美しさがとても気に入り。

他にも、今ではあまり馴染みがなくなってしまった、

美しい日本語とたくさん出逢い、それらも詰め込んだ。

夏が近づくと、子ども達によく聴かせるのだけど。

特におととし受け持った6年生は、この曲をとても気に入ってくれた。

動画と共に、歌詞を掲載。

少しでも、日本語の豊富さ、美しさが伝わると嬉しい。


夏の朝(オリジナル)

      夏の朝
            たかまつなおき 詞・曲

風薫る 雲の峰 蝉しぐれ 陽炎
朝曇り 時津風 草いきれ 夏木立
緑燃ゆ 夏の朝 流れていく 雲に向かって
歩いている 僕のこと みんなが見つめている
あの道を僕はどれだけ眺めていたのだろう
曲がりくねったその先に見果てぬ夢を描いて
辿り着いたこの町で根を下ろすことにした
そんな僕が築いたのは小さな白い家

風死して 炎天下 雨乞えば 夕立
夕凪 夕焼け 短夜 空には天の川
厳しかり 夏の日は 喜雨さえも 気休め
それもまた 夏ゆえに 打ち水 風鈴 走馬燈
あの道に僕はどれだけ包まれていたのだろう
白い家に届けられた一枚の「夏の朝」
いつも自分の思い通り生きられるはずはない
そんな時 ささえてくれる いつも一緒「夏の朝」

あの道は今の僕の原風景(みなもと)と呼べるだろう
溢れんばかりの想いを光と色に詰め込んで
これからまた歩いていく新たな道へ踏み出して
半夏生 白い家 夏の朝・・・
                (2011年作)